COMMENT

製作・主演を兼ねたマーゴット・ロビーの渾身の一作!
彼女の物作りに懸ける情熱が、強烈なエンターテイメント作品に昇華させた。
マーゴットが演じると憎たらしいんだけど、何故か嫌いになれず、とても人間味を感じてしまいました。

坂上忍俳優

小学校時代に起こった実話でしたので気になってました。
鑑賞し、アスリートの「フェアプレイ」の難しさを感じました。チャンピオンになるために選手は必死に努力しています。
それはトーニャさんも確かな事実だったかと思います。
母親も恋人も必死だったのだと思います。
過去を変えることは不可能です。
私は今、コーチとして「フェアプレイ」の大切さと、その大変さを子供達に教えることが出来ればと改めて感じさせられました。
スケートのシーンは当時トーニャさんがしていたスピンが丸々映像に流れてきて少し笑えましたが、、、マーゴットさんが完璧にスケートの技術を習得して演技していると思えるような迫力でした。

恩田美栄元フィギュアスケーター・フィギュアスケートコーチ

どれだけ世界がトーニャを嘘つきだと言おうと。
トーニャの力強いトリプルアクセル、それだけが事実であることを、マーゴット・ロビーが全身で証明してくれました。
トーニャを非難する時代に、永遠に終止符を打った偉大な映画と、身を削り芝居をする女優の最骨頂を目撃し、興奮と焦りを感じながらも、私はこの映画を、これから出会う人達に勧め続けることを決意しました。
気持ちいい映画!

池田エライザ
モデル・女優

人の業と世界を見事に問うた傑作!!
オスカーを手にしたアリソンはもちろん、全ての人がその人に見える!
誰かが一言…事情を語り出せば、人の世は“藪の中”
他人の生い立ちを誰がどうこう言えるのか?言ってどうなるのか?
公の価値基準が真実なら、人の数だけ“藪”は増える。
どんなに歪んでいようと親子の愛と繋がりが生んだ個人の力と質は罪ではないはず。
人の情と欲が生み出した、ある女性の、見事な人の歴史の物語。

清水崇映画監督

トーニャ・ハーディングとナンシー・ケリガンを知らない世代の人達へ。
フィギュア・スケートに関心が高まっている昨今、この事件を知らなきゃ絶対損よ。
こんなメチャクチャなことが冬季五輪で起きてたなんて大ウケだから!
知っている世代の人達は、これを観たら絶句かも。
トーニャの生い立ちがあまりにもヒドかったことに驚愕必至!

よしひろまさみち映画ライター

劇中の台詞にもある通り、本当にこの物語には“バカ”しか登場しない。
バカがバカなりに知恵を絞ったらさらに上手のバカが現れてバカのスパイラルハリケーンが巻き起こるブラックコメディ。
ところが最後まで観ると“世界一嫌われた女性アスリート”の哀しくも猛々しい『レイジング・ブル』だったのかと気づいて震えた。
トーニャ・ハーディングの真実なんて誰にもわからない。
ただこの映画の“トーニャ”には心から喝采を送りたい。

村山章映画ライター

人間のおかしさと哀しみが渦巻く仰天実話。
それを並外れたテンションで、なおかつ感動的に映画化してみせた脚本の構成点とキャストの技術点、共に満点を与えたい。
そしてライバル襲撃事件の呆気にとられるような真相に絶句!

高橋諭治映画ライター

マーゴット・ロビーが体当たり演技で挑んだセンセーショナルな事件。
トーニャに立ちはだかった母との確執やアメリカの社会の壁についてもきっちり描き出している。

ELLE JAPON 4月号より

愛され憎まれ、それでも目を見開き、戦い続けるのは美学か?執着か?
清くはないのに、瞬きを忘れてしまいそうになるくらい囚われてしまう不思議な感覚。
この映画はパンチそのもの。

伊藤さとり映画パーソナリティー

貧困格差から這い上がろうとするヒロイン、綺麗でもなく上品でもなく、だけど物事の本質をグイグイと突いてくる主人公。
こんなヒロインに出会いたかった。
彼女は決して腐敗しない。なぜなら権力でないからだ。

瀬々敬久映画監督

不器用な愛の物語でした。
愛というのは人だけに当てはまるわけではない。この映画を観て、これをただの“物語”として終えていいのだろうか、という気持ちになりました。
フィクションであればいいのに、と願うほどの衝撃でした。

最上もがタレント

あの靴紐トラブルの背景にあんなことがあったなんて!
もう、いろんな意味で壮絶すぎ、強烈すぎました、トーニャの人生。
真実はときにねじ曲げられてしまうこともあるけれど、トーニャはスケートも恋も人生も必死だった、それは確かな真実。この映画化は必然!

新谷里映映画ライター

彼女のスケーティングはあまり好きじゃなくて、映画を見たら「ごめん、誤解してた! ホントはいい選手だったんだね」と謝ろうと心の準備をしてた。
けど、証言者全員が保身に走る『藪の中』状態で余計に困惑するばかり。鬼母の存在は初耳だった。
愛ゆえの厳しさでないそれは、笑いに昇華させないとやってられない。
温かさを隠したクレイグ・ギレスピー監督のシニカルな演出と、鬼母役アリソン・ジャネイの覚悟の力演に救われた。

落合有紀編集者/ライター

出てくる人は、みな過激。なのに共感してしまう恐ろしい映画。
トーニャ・ハーディングの演技の微妙な癖をつかんだマーゴット・ロビー、リレハンメル五輪の完璧な再現度で、フィギュアスケート・ファンも驚嘆の瞬間が何度も!

斉藤博昭映画ライター

普通の人なら心が折れても仕方がないような環境の中、彼女はオリンピックに2度出場しました。
最後のトーニャが涙流すシーンでは、フィギュアスケートへの深い愛情と芯の強さ、また合わせて持つしたたかさをも感じます。
さらに、トーニャが世界で2人目の成功者となったトリプルアクセルは、ジャンプの高さ、幅、滞空時間がすばらしく、男子並の筋力と生まれ持った才能がある選手だと思いました。
母親はサブコーチのような存在であるのはどの選手も同じです。
私も母とたくさん喧嘩をしながら練習をしたので、あのような関係になるのはよくわかります。
ちょっと強烈でしたけれど…。

中野友加里元フィギュアスケーター

マーゴット・ロビーのスケートシーンがすごい迫力で、3回転を成功させたときには「スポーツって素晴らしい!!」と感動してしまうほどでした。
日常を描くシーンもとてもリアルで、無知と貧困が招く負のサイクルを描いたシーンでは、どうしようもない気持ちにさせられたり……。
作品にも出演者の演技にも圧倒されました。
見所が多すぎて…… ここには書ききれないです!
笑いのスパイスもあり、とっても面白かったです!!

藤井サチモデル・タレント

完全にハーレイ・クインonアイスなマーゴット・ロビー(製作も)によるホワイト・トラッシュのアンチ・サクセスストーリー。
構成も編集も最高にテンポがよくてベラボーにおもしろかった!
(Twitterより)

宇野維正フリーライター

困と暴力、Fワードがこれでもかと飛び交う日常。
これがトーニャが生きてきた世界なのかと愕然とする。
家でも社会においても、常に軽視され、有名になってからは好奇の目にさらされる人生は壮絶。
でも、この映画は彼女の生き方をジャッジするものではない。
クレイグ・ギレスピー監督が描くトーニャ・ハーディングという、ひとりの情熱的で個性豊かな女性を愛さずにはいられない。
それはマーゴット・ロビーがかけた魔法でもある。

今祥枝映画ライター

トーニャのスケーティングは踊りじゃなくアクション、ピアノ曲じゃなくメタル。
ある時代精神とカルチャーの申し子がスケート界と戦うのが痛快。
女性アスリートの競技と人生、強烈なキャラがエンタテインメントとして描かれるのが革新的だ。

萩原麻理映画ライター

ロシアの天才少女スケーターたちのマリオネットみたいな演技に辟易しているフィギュアファンの皆さん!
犯罪者扱いされても銀盤に立ち、闘うトーニャが漂わせる氷も解かす強烈な人間臭を、思う存分嗅ぎ取って下さい!!

清藤秀人映画ライター

とにかくマーゴット・ロビーが凄かった。彼女の氷上の演技には、トーニャが揶揄された様な技術点だけではなく、エモーショナルな芸術点がある。
素晴らしい。

小島秀夫ゲームクリエイター

強烈な鬼母、暴力的な夫、貧困なる環境。
負のパワーを氷上にぶつけるトーニャの闘いが、作り話じゃなくて実話という面白さ!

石川三千花イラストレーター

ど根性ヤンキーのなりあがり。
ZZトップで滑るズベ公、貧乏毒母(名演!)、腐れ縁夫、アメリカの杉作J太郎…… アホでマヌケなアメリカ白人大集合!

樋口毅宏作家

トーニャ・ハーディングは、そんなにスポーツ好きというわけでもないぼくにも、いつまでも記憶に残る選手だ。
日本でも“悲劇のヒロイン”(とぼくは思っている)里谷多英の映画を作ってほしいものだ。

宇田川幸洋映画評論家

世間は優れたスポーツ選手を、清廉潔白で立派な人格者として扱いたがる。
そしてそのイメージからズレると簡単に嫌われ者になる。品行方正とは程遠いトーニャの生き様と演技は、タフで美しかったです。

福星英春漫画家

親、恋人、そして、世界と戦ったフィギュア界の反逆児、トーニャ・ハーディング。
その生傷だらけの人生を赤裸々に描いた本作は、ロックムービーみたいにワイルド。
ZZトップの曲でスケートする姿のカッコ良さといったら!

村尾泰郎映画/音楽ライター

構成点&技術点ともに満点!
社会とイメージに嫌われ、好かれたのはワイドショーにだけ……。
そんなアスリートの人生を、笑いと切なさでまとめた痛快な1作。
ゲスな人たちしか出てこないところもすごい。

柴﨑里絵子フリーライター

「映画の主人公にしても出来過ぎなぐらい設定が沢山あって……」。
冗談みたいな人たちに翻弄され続けたトーニャ・ハーディングの冗談みたいな人生。
いつの時代もフィギュアスケートって、どうして、こんなにドラマチックなの!

高山亜紀フリーライター

★★★★★!!
2017年北米公開作で最高傑作のひとつ。
ライバルを蹴落とすために、元夫を使って相手を襲撃させ、すぐにバレた悪女。
バカにされて当然だろう。だが、彼女の側にはどんな話があったのか?
この映画は、彼女を美化することも、正当化することもなく、ある意味淡々と、ユーモアも交えつつ語っていく。DVを容赦せず描き、かつ、暗くもなりすぎない、絶妙なバランスを達成したのは、ものすごいこと。

猿渡由紀映画ライター

「ホントなの!?」と絶句し、噴き出し…の繰り返し。
毒母&DV夫から逃れられない彼女のぶっ飛び半生は、こりゃ衝撃だわ!!
ブラックな笑いと真実のドラマのバランスが絶妙で、何とも言えない面白さ。

折田千鶴子映画ライター

敬称略、順不同

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